このほどゲスト出演したトークライブイベント「バンコクアソビナイト　ＦＯＲ　ＭＥＮ」には110人超が来場し、大盛況で幕を閉じた。個人的にもなんとか任務をまっとうすることができて、胸をなで下ろしている。

これまでの人生を振り返ってみると、たまに「話が面白い」と褒められることはあっても、あくまでも仲間内のことで、今年２月までは、人前で話すこととはほぼ無縁だった。高校の文化祭で漫才をする同級生や、ビジネスセミナーで講演する上司記者らをそこはかとなく羨ましく感じてはいたものの、地味な自分には関係のないことと決めつけていた。が、友人らの勧めもあって敢行した２月のトークイベントで意識が変わった。自分もけっこうできるじゃないかと。いや、それ以上に、実は目立ちたがり屋なんじゃないかとすら思うようになった。

今回もゴーゴーバーやタイ人をめぐる体験談などを披露し、少なからず笑いを取ることができたが、司会を務めた百戦錬磨の丸山ゴンザレス氏の助けによるところが大きい。文章と違って話し方の訓練はほとんど受けたことがないため、課題は多いが、今後もトークイベントなどへの出演を虎視眈々（こしたんたん）と狙っている。（新羽）