【JOJOの世界アングラ紀行】 第8回 アフリカ・ソマリランド潜入記(3)
アフリカにはこのような簡素なつくりの小さな売店がたくさんある

何を売っているかすぐ分かる店

ソマリランドの首都ハルゲイサの街を歩いていると、派手な看板が目につく。

●小さな売店

アフリカにはこのような簡素なつくりの小さな売店がたくさんある

アフリカにはこのような簡素なつくりの小さな売店がたくさんある

●薬局

薬局

●チャット(カート)屋

チャット(カート)屋

チャットとは、ソマリアの嗜好品。葉っぱを大量にクチャクチャ噛んでいると少しだけ気持ち良くなってくる。成分は覚せい剤と同じ

実際にソマリランドで購入したチャット。

実際にソマリランドで購入したチャット。酒は違法なので、お茶を飲みつつチャットを噛みながらダラダラ話すのがソマリランド男の習慣

●両替屋

両替屋

●魚料理の食堂

魚料理の食堂

魚料理の食堂

揚げた魚の切り身とご飯、サラダのセットで約200円。揚げたてで美味

●ラクダのミルク屋台

ラクダのミルク屋台

興味はあったものの、いまいち気が乗らず飲めなかった

手作りのかわいい絵がそれぞれのお店のトレードマークになっているソマリランド。ほかの国では見たことがないため、街を歩くのが楽しかった。

ハルゲイサの大学に進入

街の中心部で写真を撮っていると、若者から話しかけられた。彼は「ハルゲイサ大学」の学生。これから大学の授業に行くという。

「大学を見てみたいんだけど、一緒に行ってもいい?」

「うーん……たぶん問題ないよ!」

少しためがあったが、了承してもらえた。ソマリランドの大学に入る機会なんてめったにないだろう。純粋に興味がわいた。

ぎゅうぎゅう詰めの路線バスに乗り込んで大学に向かう。

ソマリランドの路線バスは日本のバンをデザインそのままに改造したもの

ソマリランドの路線バスは日本のバンをデザインそのままに改造したもの

アフリカ諸国の路線バス(乗り合いバン)には、ドライバーとは別に集金係が乗っていることが多い。ここソマリランドのバスにも集金係がいる。ところが、バスが混みすぎていて集金係が車内を動けないため、お金の徴収は乗客のセルフサービス。後ろからお金を集めて前に送っていく。

お釣りの用意も乗客同士。お釣りがない時はいったんお金を預けて、後で小銭ができた時点で返してもらうスタイルだ。

このシステムだと集金係はいらないんじゃ……。

満席になっている路線バスの車内

満席になっている路線バスの車内

砂埃が舞う未舗装の道路を20分ほど行くと大学に着いた。

「UNIVERSITY OF HARGEISA(ハルゲイサ大学)」。東京大学みたいなものだろうか……

「UNIVERSITY OF HARGEISA(ハルゲイサ大学)」。東京大学みたいなものだろうか……

学生と一緒にしれっと入ろうとしたが、さすがに黒人の学生らと見た目が違い過ぎる僕は、警備員に止められた。学生の彼が事情を説明してくれたが、僕が首にぶら下げているカメラを指差しながら、警備員が何か言っている。大学生によると、写真を撮るつもりなら入れないという。

「じゃあカバンにしまっておくね。写真は撮らないって約束するよ。それでOKかな?」

カメラをカバンにしまうと、怖かった警備員の表情が和らいだ。よし! これで入れる。

中に入ると、一気に学生らの視線が集まってくるのを感じた。そりゃそうだ。ただでさえ観光客なんてほとんどいないソマリランド。外国人が大学に来ることなんてそうそうないだろう。

人の話を聞かないソマリランド人

ソマリランドは旧英国領だ。大学生はバリバリ英語を話すのだろう……と思いきや、かなり微妙なレベルだった。こちらの話すことはしっかり伝わらないし、相手が言っていることもギリギリ分かるくらいのレベル。

ただ、日本に興味があることはよく伝わってきた。次から次へと質問責めにあったし……。

「日本の給料はいくらだ?」

「日本の学生は英語を話すのか?」

「日本の車はなぜグッドクオリティーなんだ?」

一つ一つ答えようとしても、答えが終わる前に次の質問が飛んでくる。

「今何歳だ?」

「30歳だけど」

「結婚は?」

「してないよ」

「なんでだ? その年で結婚してないなんておかしい。早く結婚して子供をつくるべきだ」

アフリカではよくこういうことを言われる。若くして結婚し子供をたくさんつくるのが当たり前というアフリカの田舎では、いい歳こいた大人がフラフラ旅行していることを理解できないのだろう。はっきり言って余計なお世話だが、そういう文化だから仕方がない。適当に聞き流す術はとっくに心得ている。

他人が質問している間、僕が答えている間、関係なくどんどん話をぶっ込んでくるソマリランドの学生。人の話なんてまったく聞いていない。ただただ自分が話したいこと、聞きたいことを優先。お邪魔させてもらって申し訳ないが、うるさくてだんだん疲れてきた。

「じゃ、僕たち授業があるからまたね」

これだけおしゃべりなので、おせっかいなくらい親切なんだろうと思いきや、別れ際はあっさりしていた。街までの帰り方くらい教えてくれよ……。

ソマリ人て面白い。(つづく)

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JOJO
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「旅×エロ」をテーマに世界一周中の海外風俗ブロガー。激務のストレスで会社員生活から逃げ出し、2014年に世界一周の旅に出発。 旅を続けながら海外風俗ライター・ドイツの高級風俗FKKの案内などの活動もしている。まだ見ぬエロを求めて現在も世界を放浪中。
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