【抱腹絶倒タイ人コック】 第8回 激辛タイ料理には要注意!

タイ料理店で働くようになってから、なぜか仕事終わりのレジ締めの途中や、帰りの電車などで、急に腹痛に襲われるようになった。
当初はなんでこんなにしょっちゅう腹が痛くなるのか分からなかったが、そのうちにタイ人コックらが食べている激辛料理が原因と判明。原因が分かったからには、それを食べなければ良いのだが、そうもいかないのが辛いところである。
コックらは毎日、「なんでそんなに辛くする必要があるのかまったく理解できないほど辛い料理」を作って食べる。しかも、それを「おいしいから食べろ!」と毎回しつこく薦めてくる。
コックの機嫌を損ねると面倒なので、少し食べてみると、ものすごく辛いが、けっこうおいしいので、頭皮からダラダラと汗を流しながら、ついバクバクと食べてしまい、下痢を発症するはめになる。
タイ飯好きなら一度は経験するピンチ
今でも忘れることができない大ピンチに見舞われたことがある。
金曜日の営業を終えた帰り道、最寄り駅に着くと突然「ぎゅるるるる~」と腹が痛くなってきた。その時は「早歩きで帰れば大丈夫だろう……」と、ホーム先端にあるトイレに行くのが面倒くさいこともあり、駅から家まで15分だし大丈夫だろうと、早歩きで帰ることにした。
駅前ロータリーを過ぎたあたりから、いつもより激しく腹が痛くなってきて、駅から家まで半分くらい来たころには脂汗が出てくるほどのピンチに。これはまずいぞ……と思った時にはもう手遅れで、歩くこともままならず、立ち止まり、渾身の力で肛門を締めないと漏らしてしまう状態に陥った。
家までの道にはコンビニもなく、あとは見知らぬ人の家でトイレを借りるか、漏らすか、野グソするしか選択肢は残されていない。
「俺はウンコなんか絶対に漏らさない!」と心の中で叫びながら、日光さる軍団の猿がやる「反省」のポーズで電信柱に寄りかかり、渾身の力で肛門を締めながら「ちきしょ~」と小刻みに震えつつも、希望は捨てない。
その後、家まで残り100メートルの地点までなんとか歩いてきたものの、断続的に襲ってくる便意を抑えるため、ものすごく不自然な歩き方に。常にどちらか片方の尻の筋肉で肛門を締めなければならないので、片脚を引きずり、もう片方の脚でピョコピョコと前進するしかない。客観的に見ると、警察に通報されかねない怪しさ。
30メートル先の「いつも朝からピアノの音が聴こえてくる家」の前では、若い男女が抱き合っていちゃついている。俺はとっさに「ちきしょー、脚いて~」とつぶやきながら、けが人のふりをして歩を進め、ピアノの家の前で顔を上げると、カップルはいつの間にかいなくなっていた。「危ないやつが来た」と思って逃げ出したのだろう……。
俺はなんとか無事に帰宅。ウンコも漏らさず、通報もされず、家のトイレで用を足すことができた。ジワ~ッと安堵感に包まれたことは言うまでもない。
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