第2回 エコツーリズム島のバービア襲撃【タイのビーチはおじさん天国】

バンコク・エカマイの東バスターミナルからおよそ5時間。タイ東部、カンボジア国境にも近いトラートの街までやってくると、県庁所在地とはいえのどかな空気である。高いビルもわずかで、旧市街には木造の伝統的な家屋が並ぶ。
タイ東部トラート県=メンダー大久保撮影(以下同じ)
そんなトラートの中心部を歩いていると、ソンテウ(乗り合いジープ)のオヤジからきっと声がかかるだろう。
「チャーン島かい? それともマーク島?」
この街を訪れる外国人旅行者のほとんどは、タイ湾に浮かぶリゾートアイランドを目的としているのだ。俺もソンテウの誘いに乗って30分、港に到着すると、おんぼろのフェリーで大海に漕ぎ出した。
視界いっぱいに広がるターコイズブルーは、イチャコラしているファラン(欧米人)のカップルにも、不審なおじさんにも平等だ。売店で買い求めたビールをさっそく鯨飲(げいいん)してタイ湾に乾杯し、50分の優雅な航海を堪能する。
そして到着したチャーン島は近年、エコツーリズム(自然環境や歴史文化を対象とし、それらの保全に責任を持つ観光)で人気になっている。
ジャングルトレッキングやダイビング、シュノーケリングなどアクティブなレジャーを楽しむのは、もっぱらファランどもだ。
ちなみに、「チャーン」とはタイ語で象を意味するのだが、だからなのか島内にはやたらとエレファントライドの業者がおり、象が道路を横断していく姿も見られる。が、いくら単騎のおじさんにも優しいタイのリゾートとはいえ、汚い中年男がひとりで象乗りをするというのはさすがにはばかられるので、まだトライしたことはない。
波に洗われながら飲む一杯
投宿するのは島内でも最大の繁華街となっているホワイトサンド・ビーチだ。とはいえ、ぱらぱらとホテルやレストラン、コンビニ、土産物屋などが点在する程度で、いたってのんびりしている。
俺は「アゴダ」で予約しておいた1泊2000バーツ(約7000円)の中級どころにチェックインし、まずはスイミングプールで中国人観光客のエロビキニをたっぷりと視姦(しかん)する。最近のタイはどこに行っても露出の激しい中国娘がおり、おじさんの股間はムラムラしっぱなしである。
この程度の値段のホテルだってちゃんと“オン・ザ・ビーチ”で、砂浜にはテーブルが直接置かれたレストランがあるのがうれしいところだ。
昼間っからシーフードをつまみにビールを飲んでいると、込み上げてくる笑み。
クックック……平日夕方、日本の社蓄どもはストレスを抱えて労働に勤しんでいるころだろう。だが見よ、この大海原。このでっかいエビ。全能感を満喫していると、足元に寄せてくる波。潮が満ちてきたのだ。サンダル履きの足に、砂と波との感触が心地よい。やがて沈む夕陽がタイ湾をあかあかと染め上げた。
いやらしい照明のバービア集落
お楽しみの夜である。こんなリゾートアイランドにも、エッチな施設があることを俺はちゃあんと知っている。バイクを借りて、ホワイトサンド・ビーチから南下していくと、まずは左手にひとつ、バービア集落が見えてくる、店の数は20軒ほどだろうか。低速で流せば、「ウェルカーム」と黄色い声がかかる。だがいまひとつ好みの嬢がいない。次だ。
さらに南に向かい、クローンプラオ・ビーチのあたりにも、いやらしい照明を闇夜に放つバービアが点在。
その一軒でひときわ目を引く娘を発見した。オッと思い、店の前でブレーキをかければ、キャーキャー言って駆け寄ってくる譲たち。さっそうとバイクから降りる。ヒーローになった気分である。
お目当ての娘は褐色の肌にロングの黒髪、くっきりとした彫りの深い、いかにもな南国娘である。健康的だ。
ここは速攻であろう。隣のスツールに腰かけて、「どこ出身?」と聞きながら、ホットパンツからすらりと伸びるナマ足を撫で回す。ひんやりと冷たい。まさにタイの女の肌だ。
「ロイエットだよ。名前はノイ」
案の定のイサーン(東北部)であるが、それよりも俺はぱっつんぱっつんのタンクトップに包まれた形のいい乳からも目が離せなくなってしまった。
「ノム、ヤイ(乳、でけえ)」
つい手が出た。会って1分でおっぱいを突っつくと、ノイもまんざらではなさそうで、「日本人でしょ。日本人ラーモッ(変態)だもんね」
酒は飲まないというのでコーラをおごり、事情聴取を進めていく。客の多くは、チャーン島に住んでいるファランの爺さんたちなのだという。リタイア後の人生を南国島暮らしか……実にうらやましい話である。
さらにコーラのおかわりをねだられたので快諾し、中年の苦労が刻まれた汚いホッペを差し出せば、よく分かっているノイからキッスのサービス。そのノリで唇を重ねる。俺がよくやる手である。これで今夜もよく眠れそうだ。
ライブパブで更けていく島の夜
チャーン島の夜のシメは、いつもここと決めている。ホワイトサンド・ビーチの中心部に、懐かしいロックのライブを聞かせるパブがあるのだ。
ここで「ホテル・カリフォルニア」なんぞをアテに、しみじみと飲むのが大好きなのだ。バンドのメンツはみなシブいオヤジばかりで、ボーカルにはファランの女が混じることもある。
さあ、今夜ももう一杯、いこうか。
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- 2018/04/12
- タイ風俗