本連載第3回で紹介した南部プラチュアップキリカン県のリゾート地ホアヒンを、俺は再訪していた。首都バンコクから車で4時間ほどで気軽に遊びに行ける場所なので、時おりやって来るのだ。 今回は、やや趣を変えてみた。ホアヒン中心部…
タイのビーチはおじさん天国の最新記事
世界で最も下品なビーチ……それはタイ東部のビーチリゾート地パタヤにとって、誇らしい二つ名であると思うのだ。こんな称号なかなかない。その名声通り、パタヤの街を歩いてみれば、昼間っからビーチロードにはタチの悪そうな淫売が立ち…
タイ南部ラノーンは、首都バンコクの温泉街ラチャダーピセーク通りもかくやというほどの湯どころであったのだ。 そこにはモノホンの温泉が湧き、情緒ある湯の街とはいかないが、美肌目的のタイ人ギャルが殺到するスパリゾートとしてけっ…
「あああ~たまんねえ~」 俺は思わずオヤジ声を上げた。正しき日本の中年男は皆、温泉に浸かった時、下品なうめきを漏らすものなのである。 見事な露天風呂であった。見渡せば3方は緑深き山々。渓流のせせらぎも耳に届く。空をゆく鳥…
今回の目的地は、タイはタイでも国境である。首都バンコクからはるか東、カンボジア国境にやって来た。目的はズバリ、ビザ(査証)ランだ。 両国の国旗がはためくタイ湾東部、国境の海 日本の旅券(パスポート)を持っている人間は、タ…
軍あるところに女あり。それは古今東西、変わらない真実である。日々を修練に燃やし、命を賭して戦う男たちの傍らには、いつだって女が必要だ。 かの東部パタヤはもともと、ベトナムで苦戦する米軍が、泥沼のジャングルから戻った時、休…
タイ南部のアンダマン海に浮かぶ秘島。かのレオナルド・ディカプリオ主演の大ヒット映画「ザ・ビーチ」の舞台。いったいどんな未開の島か……と期待に胸ふくらませて船に乗り込めば、そこには山のような観光客が詰め込まれていて、いきな…
タイの地方都市でホテルを選ぶ場合……「ほぼ日刊ほいなめ新聞」読者であれば、必ず覚えておきたいことがある。それは「県名の入ったホテル」だ。例えば東北部(イサーン)のコンケン・ホテル、ウドンタニにあるウドン・ホテル……。 た…
俺はこう見えても、シュノーケラーなのである。タイの美しい海に飛び込み、カラフルな熱帯魚の踊りを見ていると、けっこう心安らぐのだ。サンゴの海は透明度も高く、はるか眼下の海底まで見通せるエメラルドグリーンの中をたゆたっている…
俺は愛機キヤノンの一眼レフカメラを構えながら、海パン一丁でビーチを徘徊していた。息は荒い。股間は痛いほど怒張していた。右を見ても左を見ても、ビキニ姿の白人姉ちゃんなのである。大胆な裸体を太陽にさらして、思い思いにバカンス…
タイに数多(あまた)ある島の中でも、ぶっちぎりのリゾートアイランド……それが南部サムイ島である。 タイ湾に浮かぶアントン諸島の一つであり、かつてはおんぼろのバンガローが並びドラッグの蔓延するバックパッカーの聖地として知ら…
首都バンコクから南東におよそ2時間。「世界で最も下品なビーチ」パタヤの手前に、日本人が大量に住んでいる街がある。タイ最大の貿易港レムチャバンが近いことから、巨大な工業団地がいくつも立ち並び、数千もの日系製造業が操業してい…
ある日、バンコク・スクンビット通りソイ23の居酒屋「もりもり」で飲んでいると、本サイトでも有名なゴーゴーバージャーナリスト新羽七助氏は唐突に言い放ったのだ。 「タイって、小さいサイズのコンドームしかないじゃないですか。き…
バンコク・エカマイの東バスターミナルからおよそ5時間。タイ東部、カンボジア国境にも近いトラートの街までやってくると、県庁所在地とはいえのどかな空気である。高いビルもわずかで、旧市街には木造の伝統的な家屋が並ぶ。 タイ東部…
タイ南部プーケット=メンダー大久保撮影(以下同じ) 宝石箱をぶちまけたように、色とりどりのネオンが瞬く。ディスコミュージックと嬌声。白や黒、黄色の顔をした、おびただしい数の人々。まるでお祭りだ。 タイ南部の一大リゾート地…